『眼不自見、刀不自割』 (めはみずからをみず、かたなはみずからをさかず)

コンサルティングの仕事をしていると
日々色んな方のご相談をお受けします。

アドバイスを求められるこも多く

色んなアドバイスや提案をさせていただきます。

そんな日々の中で、こんな事を感じてしまう事があります。

「このアドバイスは、自分にも当てはまる」(笑)

人は自分以外の人の事を客観的に見る事はできますが、自分の事を客観的に見る事は難しいですものです。


禅の言葉に

『眼不自見、刀不自割』

(めはみずからをみず、かたなはみずからをさかず)という言葉があります。

眼は自らを見れないし、刀は自分を切ることは出来ないと言う事

本当の意味で、自分の事を客観的に見る事は出来ない。

けれど、他の誰かを通して自分を客観的に見る事は出来ます。

たくさんの人と関わり、自分を少しずつ知る

自分の事を少し知れば、見える世界が少し違って見える。

それって喜ばしい事だと思う


それが生きるってことなのかも知れない

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