雨洗風磨(うせんふうま)

人生を生きて入れば多かれ少なかれ、辛い経験はあるものです。

好奇心旺盛で、何にでもチャレンジする人は
普通よりたくさんの失敗を経験しなければならなくなります。

禅の言葉に

雨洗風磨(うせんふうま)

というのがあります。

雨や風にさらされることによって心が洗い清められ、磨かれるという意味だそうです。困難や苦難に立ち向かい、それでも前に進む事は、自分自身の大きな成長となると説いています。

安全な建物から一歩外に出れば、雨風にさらされます。
それは、苦難の道、できればさらされたくない

でも一歩、動かなければ成長はない。

人気のある禅語

『有漏路(うろじ)より無漏路(むろじ)へ帰る一休み雨ふらばふれ 風ふかば吹け』

『真玉泥中異』しんぎょくでいちゅうにことなり

『花謝樹無影』はなしゃしてきのかげなし

『おさな子がしだいしだいに知恵づきて 仏に遠くなるぞ悲しき』

『鏡分金殿燭』(かがみはきんでんのしょくをわかつ)

「心こそ 心迷わす心なれ 心に心 心許すな」

『一大事は今日只今の心なり(いちだいじはきょうただいまのこころなり)

『魚行水濁鳥飛毛落』(うおゆけばみずにごりとりとべばけおつ)

『八風吹けども動ぜず』 はっぷうふけどもどうぜず