『春は花、夏ほととぎす、秋は月、冬雪さえてすずしかりけり』
今夜は『15夜 中秋の名月』です。
『秋は月』という言葉を思い出しました。
これは次の禅語の一節です。
『春は花、夏ほととぎす、秋は月、冬雪さえてすずしかりけり』
これは道元禅師が詠んだ有名な詠です。
ありのままの自然の姿を詠ったもの
ありのまの姿は清々しい。これが真実なのだという事だと思います。
色んな解釈がされていますが
禅語はそれでいいと思います。
今の僕には、あるがままの自分の姿を受け入れる事が出来れば、心穏やかで健康的だと教えてくれます。
あるがままの自分を受け入れる事が出来ないと無理ばかりしてしまう
冬に海で泳ぐことはできないし、夏に桜の下で花見をする事も出来ないのに
でも時にそういう事をしようとする。
そして心を傷つけて、どれも出来なくなる。
今日は15夜、中秋の名月だそうです。
月を眺めながら、ゆっくりと自分の気持ちに寄り添う時間になればいいですね。