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『春枝頭に在ってすでに十分』(はるしとうにあってすでにじゅうぶん)

「お隣の芝生は青い」ということわざがあります。 本当によく見えるんですよね。 そんなのを見ると、僕も!私も! なんて、慣れないことを始める いろいろさまよってやっては見ますが、最後は本業が一番だって事になる。 仕事に限らず こんなことはよくあることです。 『春枝頭に在ってすでに十分』(はるしとうにあってすでにじゅうぶん) 春の訪れを感じようと、あちらこちらとさまよって見たが見つからず、くたびれて家に帰ると、庭の梅の木に花が咲いていた時の言葉だそうです。 春はすでにあったという事です。 幸せを探すのも同じですね あれやこれやと幸せになるために求めます。 でも、幸せは外に出向いて探してるうちは見つからない。 すでにあるものだと気がつくものだからです。 本来ある事に気付い事が大切だと教えてくれますね。

『無功徳』(むくどく)

こんな話を聞いたことがあります。 「人間には3つの‘‘たい”がある」 1つは褒められたい 2つ目は認められたい 3つ目は役に立ちたい 誰にでもある欲求だそうです。 自己承認欲求というものでしょうか 禅の言葉こんな言葉があります。 『無功徳』(むくどく) これは、達磨大師が、インドから中国に来た時の話 当時の中国皇帝、武帝が、達磨大師にこう聞きました。 「私はこれまで寺を建て写経をし、仏典の翻訳するなど仏教興隆のために尽力してきた。さて、どんな功徳がありますかな?」 そこで達磨大師はこう答えます。 「無功徳!」 功徳など無いという意味です。 どんなに善行を積んでも、褒められたいとか、認められたいためにやったのでは価値は無いと言うことです。 なんとも寂しい気もしますが 誰かに褒められたくて頑張っているのは まだまだ小僧ということです。 自分が何のために、何を努力しているのかがわかっていれば周りの評価なんて全く気にしなくてもいい 何かを期待して事にあたるのではなく、自分がやるべきだと感じたことを一生懸命にやる。 それだけです。 たったそれだけ

『潜行密用如愚如魯』(せんぎょうみつようはぐのごとくろのごとし)

貴方は期待していませんか? 良い行いをすると …… どうなりますか? 今日はこんな禅語 『潜行密用如愚如魯』 (せんぎょうみつようはぐのごとくろのごとし) 良いこと、人のためにすることはひっそりと黙ってやりなさい、という教え いろんな解釈はありますが 良い行いをしたら「あの人は偉いね~」なんて言われる事を期待するのが、心情です。 でもそれを期待したら、期待通りになれば喜び、期待から外れれば悲しい思いになります。 だけど 誰にも言わずに、誰にも知られずに良いことしてごらん すっごく気持ちいいから 自分の評価を人に委ねちゃダメだよ それは自分だけの宝物だ!