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『諸行無常』(しょぎょうむじょう)

かなり昔の話 大学の卒業旅行に四国88ヶ所をお参りしました。 いわゆるお遍路ですね。 その道中で、車に乗せてくれた方から言われた言葉で、今でも鮮明に覚えている言葉が幾つかあります。 その一つが 「絶対って言うな、それは嘘に成る」と言う言葉でした。 続けて「この世の中に絶対は無い」と …… その時はなんでかな~って思ってたんですが、今はわかります。 禅の言葉に 『諸行無常』(しょぎょうむじょう) と言う言葉があります。 永遠に存続するものは何も無いという意味です。 もし、この世の中に永遠に存在し続ける物や事、あるいは感情があるとすれば、それは“絶対”と言うにふさわしいものだと思います。 でもそんなものはないように思います。 物は壊れるし、人間は死んで行くものです と言うことは、 悪人はずっと悪人なわけではないし 善人もまた、すべての人に善人であり続ける事も無いと思います。 人も物も感情も常に変わり続けるものだと知れば 物事を受け入れる器も広く成るし、いちいちその事に心を悩ませることも無くなると思います。 よく人の事を決めつけてかかる人がいます。 「あいつは絶対出世しないよ」とか(笑) 「あいつは絶対向いてない」とか(笑) 気にすることはない。 この世の中は『諸行無常』 絶対なんて無いんだから この世の全ては変わり続けている。

『行雲流水』(こううんりゅうすい)

私たちは、日々変化と言うものに出会います。 それは目に見えるものであったり、見えないものだったり 身体の変化であったり、心の変化であったり 居たものがいなくなったり 自分が所属する環境の変化であったりもしますよね。 いつもと変わってたら、違和感があったり、変わる事を恐れる事もあります。 変わることが悪いことのように言われることもあるかもしれません いつもと変わらないって事がどれほど心安らぐことか(笑) でも変わらないことなんてないんですよね。 この世は 諸行無常 (しょぎょうむじょう) 禅の言葉に 『行雲流水』(こううんりゅうすい) という言葉があります。 空を行く雲、川を流れる水は、一時も同じ状態ではありません。 雲は山にあたればその形を変えて進みます。 川を流れる水も、岩にあたればその岩を避けて進む 壁に当たったら、避けてもいい 時には、流れに身を任せてもいい 自由に変わっていいんです。