『汝十二時に使われる 老僧は十二時を使い得たり』

いつも慌ただしくているのに、人にものを頼まれると引き受けちゃう

時間が空いていればスケジュールを入れてしまう

準備の時間や、自分の体や心を休める時間を勘定に入れずに頑張ってしまう

そして、ストレス解消とばかりに、お酒を呑んだり、だらだらしたりしてしまう

たまにはいいんでしょうけどね

禅の言葉にこんな言葉があります。

『汝十二時に使われる
老僧は十二時を使い得たり』


唐時代の趙州従諗(じょうしゅうじゅうしん)と言う禅師の言葉です。

「時間に追われるような生き方をしてはいけない、時間を管理する事が大切だ」

と言う意味です。

時間に追われる。
これを『忙しい』と言います。
忙しいとは、立心偏に亡くす。

「心を亡くす」

時間を人生の一部だとすると
なんとも味気ない

頑張ってる姿は美しい
だけど頑張らなくてはいけないのは
自分が未熟だからだと反省します。


『自分を律する』のは難しい

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